私は去年の夏休みボランティアで9泊10日安部に滞在し、
地域復興のためのさまざまな体験を通して貴重な出会いや繋がり、経験や考え方を得ました。
必ずまた帰ってくるという約束を果たしたくてまた安部にきて、
去年もお世話になった方のお家に民泊したり、
ボランティアをした事で繋がりを持つことのできた様々な方にもう一度会うことが出来ました。
1年ぶりに来ても安部の皆さんは変わらず暖かくて優しくて、
去年感じた安心感をまた感じることが出来ました。
同じ所に旅行に来る事と違うところは
安部の方々は私たちに”来る場所”ではなく”帰る場所”を与えてくれるというところです。
「東京で何かにつまずいてしまったり、上手くいかなくなってしまった時はまたここに帰ってきて、
エネルギーをチャージしていけばいいよ」と民泊の間何度も仰ってくださいました。
この言葉はこれから色々な道に挑んで進まなければ行けない私にとても響く言葉でした。
自然と暖かい人達に出会えるこの場所は家族とはまた違う安心感を与えてくれる素敵な場所です。
また今回、新しい出会いもありました。ワーホリで来ている方と一緒にゆんたくが出来たり、
今年のボランティア生に混じって少しお手伝いも出来ました。
帰ることは必ずしも再会だけじゃなくてその時限りの出会いもあるのだと知りました。
帰る所や繋がりを持てたこの場所から帰るのは今年もやはり寂しくて嫌だったけど、
持てたからこそエネルギーをチャージして、帰ってまた頑張ろうと思えました。
私にとって安部はもうひとつの帰る場所です。
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